ソケットとは、受け口、軸受け、接合部、穴、へこみなどの意味を持つ英単語です。機械部品についていう場合、電球の受け口の金具のように機器に部品を装着するために設けられた、凹んだ形状の端子や固定具のことを指します。では、オリジナルソケットとはどのようなことを意味するのでしょう。オリジナルソケットとは、既製品ではなく新しいタイプのソケットというような意味になります。

製品を販売する側が販売促進のために新しく作る場合もありますし、利用する側のニーズに応じてこれまでに無かったオリジナルのソケットを作ることもあります。ここで、スマートフォンを例にとって考えてみることにします。スマートフォンには、電源端子やイヤホンジャック、メモリーカードの差込口といった様々な端子が設けられています。通常、これらをソケットと呼ぶことはありませんが、端子部分だけを考えればソケットと変わりありません。

普段使っているスマートフォンに、イヤホンジャックが１つしか設けられておらず、不便に感じてたとしたらどうでしょう。イヤホンジャックが２つあったら、友人と一緒に音楽や動画を楽しむことができてとても便利だから、そういった製品を新しく作ってもらいたい。利用する側のそういった声が販売側に届き、イヤホンジャックが２つ設けられたスマートフォンが発売されることがあるかもしれません。このように、既製品には無い新しいタイプのソケットが作られることがオリジナルソケットに相当することになります。