オリジナルソケットでヒューマンエラーを皆無に

ソケットが標準的な規格の形状をしている場合には、修理や予備の確保が必要になった際にはすぐに入手できる一方で、安全面での懸念が考えられるケースがあります。例えばプラスとマイナスを間違えても同一の形状ならば容易に接続できてしまい、そのことに気づかないまま電源スイッチを入れてしまうと機器が正常に動作しなくなるだけではなく、構造によっては故障までに至るケースもあります。人間が操作する限りは勘違いやミスなどをゼロにすることは難しく、ヒューマンエラーは避けることはできません。仕様書に従って接続されたと思い込んでいても、その輪の中に入り込めばミスをしていたことに気づかないまま進めてしまう心理もあります。

そんな事象を防ぐためには、オリジナルソケットを導入する方法もあります。前述の例ではプラスとマイナスで形状を変えることで、万が一間違った極性に接続しようとしても合わずに電極が触れるまでには至らず、正しい極性ならばスムースに先端が入り込んで奥まで押し込めばストッパーが動いてしっかりと固定することができ、ここで正しく接続できたことを確認できます。このようにオリジナルソケットを利用すれば、勘違いやミスと言ったヒューマンエラーを皆無にすることが可能です。そんなオリジナルソケットは専門業者にオーダーメイドすることが可能で、自身で考案した設計コンセプトを形にしたり、アイデアが浮かばない場合にはスタッフに相談することもできます。

利用目的と併せて接続ミスによるヒューマンエラーを未然に防ぎたい旨を伝えれば、それを踏まえたデザインを考案、提案してもらうことが可能です。

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